ラウンドベールラッパー991LBER/BER/HSシリーズ
マケール991シリーズは、非常に効率的で実用的なデザインのため、さまざまなコンディションや圃場条件において、一定したパフォーマンスや質の高いラッピングを求めるコントラクターやユーザーの要求に考慮された構造です。991シリーズには電子式コントローラーや一人での作業を可能にするリモコン、さらに油圧式カット&ホールド、効率的なディスペンサー、地面をサポートする特許のダンパーシステム、フィルムを最大限使用するためのフィルムセンサー機能が装備されています。
マケール社991ラッピングマシーンシリーズは非常にタイトにラッピング作業を行うため、高品質で自然栄養素を多く含んだ飼料を作成することができます。
コントローラー
ラッピング作業の操作を完全自動化する電子コントロールユニットと本体を遠隔操作するリモートコントローラーが標準装備。このコントローラーで以下の機能が利用できます。
・自動ベール積み込み機能(BER/HS仕様のみ)
・自動ラッピングサイクル機能
・自動ベール排出機能
・フィルムセンサー
・ベールカウンター機能(10種類の記憶が可能)
・フィルム巻き数設定機能
素早くフィルムを装填
マシンへのフィルムの装填が容易に行うことが可能です。オペレーターが空のフィルムロールのコアを取り外すと、トップローラーが開いた位置でロックされます。新しいロールが装填されると、オペレーターはコードを引っ張るだけで、トップローラーが解放され、ロールが所定の位置にロックされます。
カット&ホールド
マケール社の油圧式カット&ホールドシステムは、次のベールをラッピングする準備位置でフィルムを一か所に束ねてカットします。そのため、フィルムを手動でこの装置に再セットする必要が無く、作業時間を節約することができます。
このシステムは特に高温、またはウェットなコンディションの中でも安定した能力をさらに発揮してくれます。
ダンパーシステム(けん引式モデルのみ)
マケール社特許のユニークなデザインのベールダンパーシステムは、非常に重要な役割を担っています。ベールを優しく排出するためのダンパーが地面をしっかり支え、同時にシャーシにかかるストレスを取り除きます。回転テーブルが停止し、排出位置へ傾いたとき、持ち上がった頑丈なベールダンパーがベールを受け取り、自動的に地面へ降ろします。非常に重たいベールでもダメージを与えずに優しく地面に排出しベールの損傷を防ぐことができます。
フィルムセンサー
991シリーズにはフィルムセンサーが装備され、ベールにラッピングするフィルムを常に監視しています。フィルムが無くなったり、破損した場合はセンサーが感知し、コントロールボックスを経由してオペレーターに警告します。
機体は自動的に停止し、フィルムが無くなった時点までテーブルが逆回転します。新しいフィルムを装填した後、設定したラッピング数が完了するまで作業を継続させることができます。
991LBER
直装
全長(cm) | 280 |
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全幅(cm) | 165 |
全高(cm) | 194 |
重量(kg) | 800 |
ベールサイズ | 1.0-1.52m |
フィルム幅(cm) | 75 |
991BER
けん引
全長(cm) | 570 |
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全幅(cm) | 245 |
全高(cm) | 246 |
重量(kg) | 1,870 |
ベールサイズ | 1.0-1.52m |
フィルム幅(cm) | 75 |
991HS
けん引
全長(cm) | 570 |
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全幅(cm) | 245 |
全高(cm) | 246 |
重量(kg) | 1,950 |
ベールサイズ | 1.0-1.52m |
フィルム幅(cm) | 75x2 |
※仕様は予告なく変更する場合があります。